おまけでレシピ
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豚丼
豚丼(ぶたどん)といっても、十勝・帯広のやつです。写真のつやつやした肉をドーンと自分の好きなだけご飯に乗っけていただきます。薬味は山椒、または針ショウガでどうぞ。写真の通り肉だけの甘辛い料理なので、これに大根とわかめのみそ汁、ほうれんそうの煮びたしなんかをつけます。キャベツやキュウリの漬け物などもあっさりとしていいです。付け合わせ、焦げ付いたフライパンの片付けまで含めると所要時間40分くらい。豚丼だけなら20分くらいかも。
用意する材料:(写真の1)
- 豚肉(薄切りでもなんでもあり)-今回は250g
- ショウガ-生でもチューブでも。すりおろして使います。わたしはけっこうたっぷりめ、大さじ半分-一杯くらい。
- 日本酒もしくはみりん
- 醤油
- 昆布ダシもしくはそばつゆの元(なければ、粉末状のだしパック)
- 水飴(コイツが一番重要)
- 砂糖
- サラダオイル
---道具---
フライパン、肉を入れる大皿と味見用の小皿、台拭き用の布巾、おろし金、包丁、菜ばし
*油がはねるのでエプロンが必要です。小さいお子さんは遠ざけておきましょう。
---作り方---
サラダオイルを大さじ3杯くらいたっぷりといれて、フライパンで熱します。しっかり熱くしておかないと、肉を入れたときにくっついてしまいます。
熱している間にショウガの皮を剥いておろし金で擦り卸します。肉が厚い時にはここで筋切りをしたり、包丁の背で叩いたりしています。
よく熱したフライパンに豚肉を入れ、両面に軽く焼き色をつけます。ここで油がはねるので注意しましょう。中までこんがり焼く必要はありません。表面を焦して肉汁を中に閉じ込めるためです。
焼き色がついた時点で、ショウガ、酒、醤油をカップに半分ずつかけて、サッとひと煮立ちさせます。(写真の2)味をしっかり付ける必要はありません。肉に熱が通った時点で、一度肉を全て大皿に取り出します。(写真の3)
タレを作ります。フライパンに残った肉汁に出し汁(なければ水少々とダシの元)、酒(みりん)カップ1/4、水飴(大さじ1杯くらい)を突っ込んでよくかき混ぜます。(写真の4)
味をみながら醤油と砂糖(みりんを使っている時には砂糖は控えめ)、出し汁でととのえます。色は写真の4の右下にあるくらい、スーパーで売っているウナギのカバヤキのタレがたぷたぷしているような感じに作ります。
ガスを中~強火にして、煮詰めます。最初は写真の5のようにフウッと煮立ちます。吹きこぼれに注意しながら、これを写真の6のように、トロトロの状態になるまで煮詰めます。
静かにフライパンを揺すっていると泡が大きくなり、タレがカラメル化します。(写真の7)弱火にしたり、強火にしたりしながら写真の5のようになるまでがんばります。
味見をしたい気になるでしょうが、ここですぐに舐めては絶対にいけません。
熱せられた糖分と油分が半端じゃなく熱いのでやけどします。
小皿に取り、十分冷めるまで待ちましょう。
ウナギのタレのようになったら、一段落。煮詰まるまではだいたい5~10分くらいです。
食べる5分前にもう一度フライパンに肉を戻し、中火で炒めながらタレをからめます。(写真の8)
出来上がりは一番上の写真です。熱いうちにご飯にのせてやると、完成。
タレを作ったフライパンは、焦げができています。
食べている間に台所でお湯を張っておいて、ふやかしておきましょう。